汗と汁
最近電車でよく見るこのイラスト。
ワキ汗(多汗症)の治療をお医者さんに相談しましょう、という啓発のポスターのようです。
実は最初見たときにワキ汁?!
なんて表現しとんのやー!
と盛大に空目してました。。
何度か見かえすうちに「あ…ワキ汗か…そうだよね、ワキ汗だよね。ワキ汁(じる)なんて書かないよね、あー恥ずかしい。誰かに言わなくてよかった」と自分で気付きました(笑)
と前置きはさておき、汁と汗みたく似た漢字って多いですよね。
有名どころでは
幸と辛
とか
他にも
未と末
とか
稚と椎
とか
いろいろありますね(^^)
漢字って面白いですね♪
好きです。
今回のワキ汗の例は、私のおバカな空目でした(普通の人は99.9パーセントワキ汗、とすぐ認識してたと思います)。
が、普通じゃない漢字の使い方をしたり、漢字の使い方の工夫次第では、計算して人の目を惹き付けることも可能だなぁ、と失敗から学んだ事例でした。
それにしても「ワキ汗」って絶妙な表記ですね。
◯脇汗
(字面から連想するモワッと具合!強烈です。これ吊り広告にどーんとあったらやだなぁ。)
◯脇あせ
(汗をひらがなにすると脇のイメージだけ強調されて、ふわっとする漢字)
◯ワキアセ
(もうなにがなにやら。。タキアワセやらシアワセと空目しそう。)
◯わきあせ
(ひらがなも、ああ、脇 汗 か、と認識するのにタイムラグがある。)
◯脇アセ
(汗、ひらがなバージョンと同じく、脇だけが強調されてしまう)
⚫️ワキ汗
来ましたよー!やはりコレ。
字面も漢字で脇と書くより爽やか(笑)マイルドになってますね。
ワキ汗「脇」から出る「汗」なのだから、やっぱり主役は汗→汗を漢字にする。っていうのは理屈として合ってそう。
漢字って一文字にイメージがぎゅっと詰まってるから、脳内にイメージが再生される速度が早い気がする。
ひらがなで
「かえる」
と書いてあったら
「蛙」なのか「帰る」なのか「替える」なのか「買える」なのかはたまた「孵る」なのか前後の文脈がないと判断つきません。
でも漢字で書くと、すぐにイメージが想起される。
だから、今回のワキ汗という表記に関しても 、その表記から
汗だよ汗。
手汗とか頭の汗とか脂汗とか冷や汗とか、いろいろあるけど、今回はワキから出るアレの話だから。
と言ってるように思えたり(笑)
「ワキ汗」という表記を見るたびに、勝手に妄想するのでした。
あっ、冷や汗と冷や汁もぱっと見似てますね。
暑くなってくると、冷や汁が美味しいですよね〜。
えっ?話題が飛びすぎ?何言ってるのかわけわかんない?
あっ…なんか冷や汗が出てきた。(終)